緩和医療にも鍼灸




鍼灸を導入する医療施設は増加傾向、国内81ヶ所ある医学部附属病院のうち25ヶ所が鍼灸を導入(2022年のデータ)との話は以前も書きました。その1つ広島大学病院漢方診療センターでは鍼灸師が緩和ケアチームに加わるという、全国的にも珍しい取組みを行なっています。写真、NHK『チョイス@病気になったとき』2023/11/19放送分より。

目的は化学療法による副作用を軽減させる事で具体的な症状は不快感を伴う鈍痛、倦怠感、吐き気、しびれ、食欲不振、腹部膨満感、便秘、冷え、不眠など多岐に渡ります。感覚が過敏になっている方も多く、通常よりも少ない刺激と共に不安感を和らげるためのコミュニケーション能力が求められる事はもちろんです。

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