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"たかが道具"と侮るなかれ!


鍼は施術の"道具"に過ぎません。感染予防の観点でディスポーザブルが当たり前となった現在、その感覚は益々強く。しかし鍼が無ければ鍼灸師は何も出来ません(これも当たり前)。

鍼を製造する企業は鍼灸師が力を十分に発揮するべく、日々鎬を削っています。材質や形状はもとより、日本鍼灸の特徴である"鍼管"にまで独自の工夫を。鍼に望みを託して来院される方への気持ちは鍼灸師と同じです。

そんな企業5社の熱い思いと取り組みに触れる機会を得ました。中には創業10年に満たない会社も。1978年、ディスポーザブル鍼を世界で初めて製造・販売したのは国内の企業である事も付け加えたいと思います。あっという間の2時間でした。

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