見落としがちな機能低下

誤嚥や窒息だけで無く、脱水・低栄養にも繋がる嚥下障害。脳卒中の後遺症といった重篤な方をイメージされるかもしれませんが、加齢によって低下する嚥下機能は足腰の衰えと違って気付きにくいものです。元気な方が睡眠中に亡くなられる原因として「不顕性誤嚥」(むせない誤嚥)による肺炎もあります。

「食事に関係なく突然むせたり咳き込む」「飲み込んだ後も口腔内に食物が残っている」「噛まなくて良いものを好む」「食事の後、ガラガラ声になる」「薬が飲み込みにくい」「体重が徐々に減っている」
嚥下機能の低下を示唆する例です。

嚥下機能の簡単なチェック法として「反復唾液飲みテスト」をご紹介。これは30秒間に飲み込み動作を繰り返して行なうものです。写真のように喉頭隆起(いわゆる"喉仏")の上下に指を添えながら飲み込む事で動き(1)(2)(3)を確認、3回以下は低下を疑います。トレーニング法としてもお勧め、気功教室で行なっています。

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西宮市北部にて言語聴覚士を兼ねる鍼灸院です。無料体験もございます。

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