鍼灸の"底力"、その2回目です。


今回は薬理作用について。前回、例えとして「注射」を出しました。"針”としては同じでも「鍼灸は薬剤を使わないでしょ?」となります。ところが薬と同等の作用を起こす事も明らかに。鍼灸が得意とする「鎮痛」で説明いたしましょう。
ツボ(経穴)への鍼刺激は脊髄から脳に到達、そこで痛みを緩和させる物質「オピオイド」を分泌。手術などでは化学的に合成されたオピオイドを使いますが、鍼灸は体内で分泌されるため"内因性オピオイド"と呼ばれます。施術でお馴染みの「合谷」「足三里」は内因性オピオイドを分泌するツボとして知られています。
注射針よりも遥かに細い(=痛みが少ない)鍼で薬と同じ効果、多剤服用「ポリファーマシ一」を避ける意味でも鍼灸による『薬理作用』は重要なキーワードの1つです。次回もお楽しみに。
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